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マイニングPC実例・マイニングミドルタワー / フルタワー

      2017/12/31

マイニングPC実例の”トリ”は、ATX を採用した中型・大型タワーPCです。ケースのサイズに応じて、各々「マイニングミドルタワー」「マイニングフルタワー」と呼ぶことにします。

部品 名称 説明 参考リンク
CPU Intel Celeron G3930 BOX 素組みで3枚のGPUを搭載できる「マイニングミドルタワー / フルタワー」では、CPUの性能は必要最低限に抑え、予算をGPUに割いたほうが満足いく結果が得られるはずです。
2017年末で、INTEL CPUの中で安く買えるのがこのKaby lake世代のCeleron G3930になります。
税抜で4,000円を切る価格ながら、2コア / 2スレッドでCPU周波数2.9 GHz、2MBキャッシュ、内蔵グラフィック機能ありと、マイニング稼働用としては十分な性能です。
マザーボード ASUS EX-B250-V7 現行のINTEL CPU用のマイニング用マザーボードで最適解とも言えるのがこのASUS EX-B250-V7です。
メーカー自らマイニングに最適と宣伝する高耐久性が売りで、PCI express x16レーンもちょうど良い間隔で3スロットあるため、ライザーカード無しで3枚のGPUをセット可能です。
ライザーカードで延長する場合は最大6枚までOKです。
私もこのマザーボードを購入済みで、2017年中にマイニングリグかマイニングPCを組み立てる予定です。
メモリー CFD D4U2666BMT-4G DDR4 PC-19200(DDR4-2400) 4GB * 2 メモリーはCPUと同じく、本構成では節約できるパーツになります。
Windows 10 / Ubuntu ともに4GB メモリー1枚を最低ラインにし、予算があれば2枚8GBにするとデュアルチャネル動作になるのでお勧めです。
電源 700W 80PLUS Platinum / 玄人志向 KRPW-PT700W/92+ REV2.0 最低3枚のGPUを搭載が前提となる「マイニングミドルタワー / フルタワー」では、700Wクラスを最低ラインに、予算が許す限り大容量の電源選びをお勧めします。
仮にGeforce GTX 1080 を3機積むと 180W × 3 = 540W、マザーボードの動作電力を加えれば600W前後になるため、700Wでもすでに余裕がないことが分かります。
全GPUをフルパワー(TDP 100%)でマイニングしても破綻しない電源容量を選ぶことが重要です。
電源効率を重視する方向性は変わらず、80PLUS platinumです。
SSD SDSSDA-240G-J26 / SanDisk SSD PLUS 240GB SSDは容量は128GB以上のものをお好みで。
中古の2.5インチHDDがあればそれを使うのも手ですが、この構成だと性能のボトルネックになってしまう可能性が高いです。
よほど特別な理由がなければSSDを採用したほうが吉です。
GPU GEFORCE GTX 1060 / GIGABYTE GV-N1060IXOC-3GD×3(例) GPU選びは2つの考え方があります。
1つめはキューブミニタワーと同じく、1枚目はGeforce GTX 1080を選び、残りの2枚をマイニングしたいコインに合わせて、電源容量が許す限り自由に選びます。これはGPUを最初から3枚までと決め打ちする場合に有効です。
2つめは、1枚当たりの単価が安いGeforce GTX 1060などのGPUを3枚買い、ある程度電源容量に余裕を持たせておくパターンです。
これは将来的にGPUを4枚以上に増やしたり、マイニングPCからマイニングリグへ”脱皮”することを前提にしています。
いずれの場合も、いろいろなアルトコインを効率的に採掘できるGeforce 10xxシリーズを軸に選びます。
Radeon系は、イーサリウムやモネロなどマイニングするコインをあらかじめ決めている場合のみ有効で、そうでなければコインの選択肢が狭まるため避けたほうが無難です。
ミドルタワーPCケース Thermaltake Core V31 PCケース CS5059 CA-1C8-00M1WN-00 エアフローの構築し安さはもちろんですが、「マイニングミドルタワー」では長尺のGPUを複数設置しても干渉しないケース選びが重要です。
このCore V31のように、内部でシャドウベイが自由に移設できるタイプを選ぶとベストです。
ケースを選ぶ際、必ず背面の拡張スロット数が8つあるケースを選んでください。7つだとGPUが3枚併設できません。意外と見落としがちなので注意が必要です。
フルタワーPCケース SilverStone SST-FT02 フルタワー ATX PCケース フルタワーのPCケースの選び方も、基本的にミドルタワーのPCケースと変わりません。
このSST-FT02Bは、マザーボードを横向きに設置し、下から3連の18cmファンで上方向に冷却するという一風変わった方式を採用しています。なので構造上、ケースのサイドカバーが一般的なPCケースとは逆になります。
私はこのケースを使っています。お値段は非常に張りますが、カバーを閉めた状態でも開けた状態でもGPU含め全てがよく冷えます。
このケースは上面の拡張スロット数が7つですが、8レーン目に”逃げ”ができるよう設計されているため、GPUを3本積めます。
もしどうしても背面の拡張スロット数7本でお気に入りのケースがある場合は、7-8本目のレーン部にGPUが設置できるか確認してみてください。
120mm ケースファン

Novonest 120mm PCケースファン 静音タイプ 25mm厚 3ピン1200rpm(3本1セット) 前述のCore V31の場合は、この120mmファンを前面に3つ取りければエアフローの構築はひとまず完了です。
上面に追加で3つ取付けることでケース内は正圧に近づくはずですが、GPUの冷え方と相談してみてください。



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組立て例

外観


「マイニングミドルタワー / フルタワー」で4枚以上のGPUを稼働させる場合は、この写真のようにサイドカバーを開け、PCI express ライザーカードを使い延長することになります。

GPUの設置台は、以前紹介したダイソーのジョイントラックの部品と、同じくダイソーで売っているステンレス取付金具とボルト・ナット・ワッシャーセットで対応します。

ステンレス取付金具は等間隔(約25mmごと)にM4が通る穴が並んでいるので、GPUのスロット部取付金具の穴にM4のボルト・ナット・ワッシャーで共締めし固定します。

なるべくGPU同士を広い間隔で固定することで横転を防ぎます。逆に言うと、最低2枚のGPUをこの台に設置することが前提になります。

延長するGPUが1枚の場合は、ライザーカードの四隅の穴部にねじりっこを通してジョイントラックに固定するといいでしょう。これは2枚以上設置する場合でも有効で、補強になります。

ライザーカードの底面にスポンジが貼ってあれば、台との絶縁については問題ないはずです。
ライザーカード含めたGPUの横転によるジョイントラックとの接触だけはくれぐれも注意ください。

GPU設置台の各部品の値段は以下の通りです。

部品 価格(税抜) 個数
No.30 ジョイントラック用棚(15cm×30cm) 100 2 200
No.2 ジョイントラックCHRシリーズ ポール(短)25cm 100 4 400
No.5 ジョイントラックCHRシリーズ 固定部品 4個組 100 2 200
ステンレス 取付金具 300mm 100 2 200
ボルト・ナット・ワッシャーセット M4~M5 12~30mm 100 1 100
合計 1,100

もし設置台が1段でよければ、以下の内訳になります。

部品 価格(税抜) 個数
No.30 ジョイントラック用棚(15cm×30cm) 100 1 100
No.2 ジョイントラックCHRシリーズ ポール(短)25cm 100 4 400
No.5 ジョイントラックCHRシリーズ 固定部品 4個組 100 1 100
ステンレス 取付金具 300mm 100 1 100
ボルト・ナット・ワッシャーセット M4~M5 12~30mm 100 1 100
合計 800

以上、キューブ型~フルタワー型まで、自作PCの形にこだわったマイニングPCを紹介してきました。
ぜひ、自分だけのオンリーワンのマイニングPCを組み立ててみてください。

今回紹介したミドルタワーのThermaltake Core V31とフルタワーのSilverStone SST-FT02は、以下の記事に詳しい内容がありますので併せてご覧ください。

これで全てが分かる。Thermaltake「Core V31」徹底解説 / エルミタージュ秋葉原
http://www.gdm.or.jp/review/2014/1205/93132/

SilverStone「Fortress SST-FT02B-W」徹底レビュー / エルミタージュ秋葉原
http://www.gdm.or.jp/review/2009/1226/894/

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