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リグを組まない、マイニングPCという選択肢

      2017/10/15

マイニング用に専用リグを作らず、あえて自作PCの形でマイニングを行う運用も本サイトでは提案します。以下、そのようなPCを『マイニングPC』と呼ぶことにします。

マイニングPCとは?

専用のリグを組まず、基本的に1つのPCケース内ですべて完結するように組んだマイニング機のこと。

特徴


ハードウェアでマイニングリグと大きく異なる点として、PCI express ライザーカード極力使いません。GPUをマザーボードのPCI express x16レーンにセットし仮想通貨をマイニングします。

したがって、マイニングPCに積むGPUはマザーボードのPCI express x16レーンの数や各々の配置に依存します。Mini-ITX や Micro-ATXでは1機か2機、通常のATXサイズのマザーボードでも最大でも3機までとなります。4機搭載できるマザーボードも一応ありますが、あまり一般的ではなく値段も高いので除外します。

積んでいるGPUが多い以外は、普通の自作PCと変わりません。


もしGPUを増やす場合は写真のようにサイドパネルを開け、GPUを設置する台座を設置し、ライザーカードで延長・接続して対応します。



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メリット・デメリット

メリット

マイニングリグよりも柔軟な運用ができる

GPUが最大3機までなので、4枚以上積むのが基本となるマイニングリグと比べ初期投資は低くなる傾向になります。また、マイニングからの早期撤退も視野に入れた柔軟な運用が可能です。

いざマイニングを始めた後、仮想通貨の大暴落で撤退せざるを得なくなった場合や、仮想通貨の採掘に飽きてしまった場合でも、今まで使っていたマイニングPCはそのまま手を加えずに高性能ゲーミングPCとして転用できます。

SLI / Crossfireがあまり効果的ではないVRゲームを視野に入れれば、GeForce GTX 1080 のような高性能なGPUを1機だけ搭載したマイニングPCを組立てるのは理にかなっていると言えるのではないかと思います。

またマイニングリグの場合、万一撤退した後に部品を活かしつつ転用というのが難しい面はどうしてもあります。普通に自作PCを組む分にはPCI express ライザーカードは仮想通貨のマイニング以外めったに使わない部品ですし、せっかくGPUが高性能でもPCI express x1の帯域ではゲーム用として不十分で宝の持ち腐れになってしまいます。

デメリット

エアフロー作り・ホコリ対策が大変

全部品がまんべんなく外気に触れるマイニングリグと異なり、PCケースで密閉状態になることから部品から出る排熱がこもらないよう対策する必要があります。

これはサイドパネルを解放した場合でも同様で、決して油断はできません。GPUが外気で冷えても、ケース内に留まったままのCPU / マザーボードに熱だまりができて暴走、なんて場合も考えられます。

GPU / CPU の熱暴走→リグ停止による採掘時間のロスを防ぐためにも、GPU / CPUを含めたマザーボード全体がよく冷えるエアフロー作りは必須と言えます。

また、ホコリが入ってくるのをなるべく防ぐため、ケース内を正圧に近づける工夫もできれば欲しいです。少しずつのホコリの侵入でも、積もり積もればGPUの熱暴走に結びつきます。


次の記事以降、実際に組んだマイニングPCの例をいくつか連続で紹介したいと思います。

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